ダンスの大会で勝つというのはどういうことなのか。
それは審査員が何人かいて、その何人かの審査員が決めます。
審査員が違えば、違う結果になる。かもしれない。
または、誰が審査員でも同じ結果になる。かもしれない。
できることなら、それぐらいの覚悟で大会に臨みたいものです。誰が審査員であろうと、という覚悟で。
ただ事実としては上位校の数校は揺るぎない感じです。いわゆる強豪校といわれる高校は固定化されてきている。
そして、審査員も予めそれを予備知識として大会の審査に臨んでいる。
5年も6年も続けてよい作品を作り続けるのは容易なことではもちろんない。それでも、ある一定のレベルの作品を必ずもってくる学校はあるにはあります。
私はダンスの素人なので、やはり素人でも楽しめる作品がよいとは思う。エンターテイメント性があったほうがよいし、ただ踊っているだけのダンスは飽きてしまうことが多い。
特にダンス部のダンスなので、ダンス部の特有のダンスであっても全然かまわない。高校ダンス部でしか表現できないものがあると信じている。
部活動としてのダンスです。生徒にもそれを求める。ダンスだけをしたいのであれば、ダンス部で踊る必要はない。あくまで学校の部活動であることが先にある。
もちろんダンス技術はあったほうがよいし、ダンスそのものの魅力を感じることもある。それだけで勝つ学校があってもよい。それだけで勝てる学校はカッコイイなとも思う。
ただダンサーになるために踊っているわけではないので、技術の高さだけを大会で競うことはなくてもよいと思う。
たまたま集まった限られた部員。その部員で力を合わせ、知恵を出して、作品を工夫して、大会に出て、できれば勝ってほしいと思っている。
というか、勝つために全力を尽くしてもらいたい。
わが一条高校は、正直に言うとそこにたどり着くまで、なかなかうまくいかない。
しかし、それはほとんどすべての学校、すべてのチームが抱えている問題でもある。納得のいく楽曲の編集、振り、構成、衣装、チーム全員のテンションの統一、部員同士の離反や衝突、さまざまな要因を抱えて、修正して、前に進むしかない。
力を合わせて目標に進むこと。その環境にあるのならば、より高いレベルをめざしてもらいたい。
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